【宮古市】約30年の歴史に幕。マリンコープDORAでの映画上映が6月で終了、DORAホール(旧シネマリーン)が閉館へ

宮古市で長年にわたり映画の灯をともし続けてきた場所が、その役割を終えることになりました。

ショッピングセンター「マリンコープDORA」内にあるDORAホール(旧みやこシネマリーン)での映画上映が、2026年6月をもって終了となります。

このホールは、前身のみやこ映画生協の時代から現在に至るまで、約30年間にわたって宮古周辺の映画ファンや地域住民に親しまれてきた会場です。

大人から子どもまで多くの人が足を運び、それぞれの大切な思い出が詰まった場所の閉館情報について、最終上映のスケジュールや、劇場で使用されていた什器類の譲渡に関する案内を詳しくお伝えします。

閉館の理由は施設の大規模リニューアル。6月19日からの2作品が最終上映に

今回の映画上映撤退およびホールの閉館は、いわて生協が所有するマリンコープDORAの大規模なリニューアル工事に伴うものです。

この改修により、建物内からホール機能そのものが無くなることが決定しました。

スケジュールとしては、2026年7月下旬頃から実際の改修工事が始まり、それに先立つ7月中旬には映写機などの各種機材がすべて撤収される予定となっています。

これまでに東日本大震災による被災や、映画業界のデジタル化への対応、コロナ禍による影響、常設館の閉館、そしてみやこ映画生協の解散など、数々の厳しい局面を乗り越えて上映が続けられてきました。

この街に映画館という形が存在し続けることは地域にとって大きな希望でもありましたが、今回の施設改修が最後の節目となります。

DORAホールでの記念すべき最終上映は、2026年6月19日金曜日から6月29日月曜日までの期間に組まれています。

上映作品は「ラプソディ・ラプソディ」と「ナースコール」の2本が予定されており、この興行をもって約30年の歴史に幕を閉じることになります。

なお、皆様からの支援や応援によって購入された大切な映写機については、今後も映画館のない地域へ映画を届ける活動を続けていけるよう、新たな設置場所や保管場所を含めた活用方法が前向きに検討されるとのことです。

劇場シートやスピーカーなど、使用されていた什器類の譲渡希望者を募集中

閉館に伴い、これまで映画館の中で実際に使用されてきた様々な什器類の引き取り手が募集されています。

対象となっている物品は、スクリーン、一部のスピーカー、劇場シート、ソファー、高椅子、ロッカー、棚、チラシラック、ガラスショーケースなど多岐にわたります。

年数が経過しているため、実際にそのまま使える状態のものは少ない可能性もありますが、もし店舗や個人での利用などで必要な方がいれば、事前に連絡をした上で引き取ることが可能です。

譲渡に関する条件や注意点としては、引き取り手が自力で撤去、搬出、および運搬を行える方に限られます。

通常、劇場は閉まっており、中を確認したり搬出したりするにはスタッフの解錠と立ち会いが必要になるため、事前に日程の相談が必須です。

事前の現物確認については、6月の最終上映期間中である6月19日から22日、および6月26日から29日であれば、スタッフが映画館に常駐しているためスムーズに対応してもらいやすくなっています。

それ以外の日程を希望する場合も、事前に相談をすれば調整が可能とのことですので、あらかじめ確認に見学へ行くことをおすすめします。

実際の物品の搬出作業については、6月のすべての最終上映が完全に終了した後の期間となる、7月4日土曜日から7月13日月曜日までの間に行うルールとなっています。

店舗・施設情報

施設名:DORAホール(旧みやこシネマリーン)

所在地:岩手県宮古市小山田2丁目2-1 マリンコープDORA内

最終上映期間:2026年6月19日金曜日〜6月29日月曜日

最終上映作品:ラプソディ・ラプソディ、ナースコール

機材撤収時期:2026年7月中旬

改修工事開始時期:2026年7月下旬頃

什器類確認可能日:6月19日〜22日、6月26日〜29日の上映期間中(その他日程は要事前相談)

什器類搬出期間:2026年7月4土曜日〜7月13日月曜日(自力での撤去・運搬が必須)

※什器類の譲渡希望や日程の調整に関する連絡先など、詳細な情報は公式の案内をご確認ください。長年の営業、本当にお疲れ様でした。

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