青森県八戸市にある国の天然記念物「蕪島(かぶしま)」をご存知でしょうか。
ここは世界的に見ても非常に珍しい、ウミネコを間近で観察できる一大繁殖地です。今年も島内はウミネコたちの活気に満ちあふれており、初夏のお出かけにぴったりの絶景と感動が待っています。
今回は、今まさに子育て真っ最中となっている蕪島の様子や、現地を訪れるならぜひお勧めしたい最高の時期、そして誰もが直面する「フン対策」のちょっとユニークな楽しみ方まで、お出かけに役立つ情報を優しくご紹介します。
■ 5月下旬から6月がベスト!島中がヒナたちで賑わう最も活気ある季節
蕪島を訪れるなら、5月下旬から6月頃の季節が一番のお勧めです。
この時期はちょうど卵からヒナが孵化し、親鳥たちが一生懸命に子育てをする真っ最中。普段はなかなか見ることのできない、ふわふわとした愛らしいヒナたちの姿を島のいたるところで目にすることができます。
親鳥たちが一斉に鳴き交い、ヒナたちが元気に育っていく様子は、まさに島全体が生命のエネルギーに満ちあふれているかのような賑やかさです。せっかく足を運ぶのであれば、最も活気にあふれる6月頃を狙ってお出かけしてみてはいかがでしょうか。


■ 空から降ってくるフンに注意!無料のレンタル傘は必須アイテム
ウミネコが驚くほど間近にいるということは、それだけ「空からの落とし物」にも注意が必要になります。
蕪島を歩いていると、ウミネコのフンが突然ポツリと落ちてくることが日常茶飯事です。そのため、現地の入り口には参拝者や観光客向けに専用の傘が用意されています。
島を登る際は、たとえ晴れていてもこの傘を借りてしっかり差しながら進むのが基本の対策です。実際に傘を差さずに階段を登っていった方が、頭に思いきりフンをかけられてしまっている光景も見かけられますので、どうぞ油断せず傘を活用してくださいね。

■ フンが落ちてきたら超ラッキー!頂きの神社でもらえる特別な「会運証明書」
もしも傘の隙間をすり抜けてフンが体やお洋服にかかってしまっても、がっかりする必要はまったくありません。むしろ大チャンスです!
蕪島の頂上には「蕪嶋神社(かぶしまじんじゃ)」が鎮座しているのですが、ここでウミネコのフンをかけられたことを伝えると、なんと「会運証明書(かいうんしょうめいしょ)」を発行してもらうことができます。
ウミネコの「フン」を「運」とかけた、なんとも縁起の良いユニークな取り組みです。神社を参拝するとともに、もしもの時にはこの特別な証明書をいただいて、最高の「運」を身につけて帰るのも蕪島ならではのお楽しみとなっています。


スポット情報
スポット名称:蕪島(蕪嶋神社)
所在地:青森県八戸市大字鮫町字鮫56-2
ウミネコ渡来時期:例年3月上旬 〜 8月頃まで(子育てのピークは5月下旬 〜 6月)
アクセス:JR八戸線「鮫駅」から徒歩で約15分
※ウミネコの繁殖期は、鳥たちを刺激しないよう静かに見守りながら散策をお楽しみください。掲載情報は状況により変更される場合がありますので、最新の観光情報は八戸市の公式発表等をご確認ください。

